【ESSENTIAL4】林典子さん(ドキュメンタリー写真家)
大学時代に訪れたガンビアの新聞社で写真を撮り始めてから十数年──キルギス、北朝鮮、イラクなど「ニュースにならない人々の物語」を「記録」してきた。フランス世界報道写真祭「報道写真特集部門」金賞、全米報道写真家協会「現代社会の問題部門」1位など、国内外での受賞多数。周囲から高い評価を得るいっぽうで、「賞」にも「生業としての写真家」にも執着はない。昔も今も見つめるのはただ一つ「関心あるテーマを追い続けること」。そんな彼女の人生にかかせないものとは?
対談全編目次
・人生にかかせないもの1【食】
・人生にかかせないもの2【場所】
・人生にかかせないもの3【何でも】
・人生にかかせないもの4【何でも】
・「撮らない」というこだわり
・二つの表現(写真と文章)を使うということ
・取材相手との「距離感」について
・「伝える」うえで大切にしていること
・情報を得るときに気をつけていること
・明日朝起きたらすべてが0になっていたら?
林典子さんプロフィール
はやし・のりこ/1983年川崎市生まれ。国際政治学、紛争・平和構築学を専攻していた大学時代に西アフリカのガンビア共和国を訪れ、地元新聞社「The Point」紙で写真を撮り始める。「ニュースにならない人々の物語」を国内外で取材。英ロンドンのフォトエージェンシー「Panos Pictures」所属。
著書に『フォトドキュメンタリー 朝鮮に渡った「日本人妻」」(岩波新書 )』『写真集「ヤズディの祈り」(赤々舎)』『キルギスの誘拐結婚』(日経ナショナルジオグラフィック)などがある。
http://norikohayashi.jp/
対談音声
無料版(約14分)
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