「ゼロから世界屈指の観光地をつくるまで」小澤英之さん(「Earth&Sky」代表)対談
小学生の頃に、友人の家の望遠鏡で星空を見るのが好きだった。
ワーキングホリデーで、29歳のときにニュージーランドへ。
何をするか決めていなかった。
のんびりできそうだというのが魅力的だった。
英語が分からないのに日本語ガイドとして働いた。
ワーキングホリデー期間が過ぎる頃、バスでテカポに立ち寄ったとき、ここに就職先はないかと探した。
就職先は遊覧飛行会社。
その会社で日本語スタッフを募集していて、面接に行くとすぐに決まった。
あれから25年。
星空ツアーを組んでからでも21年経った。
「そんなツアーはそれまで誰も考えたことがなかった」という小澤さんが、テカポは世界屈指の星空観測の聖地に育て上げるまで──その半生に迫った。
(2016年3月ニュージーランド・テカポで対談/オーディオマガジン『コスモポリタン』より復刻配信)
【プロフィール】おざわ・ひでゆき/1958年生まれ。明治大学卒業後ニュージーランドへ渡航。自然に魅せられテカポに定住する。星空を案内することを生業とし現在にいたる。「星空は宇宙への窓」。宇宙を見ながら地球を思う毎日をおくる。 Earth&Sky(現:Dark Sky Project)
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