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内海直仁さん(ジュエリーデザイナー) 第4回「センスとは何か」

「RUST」ワイト島店のあるヤーマスは、イギリスの昔ながらの海辺の街。島へ向かうフェリーから見えるのは、桟橋やヨット港、伝統あるジョージ・ホテル、そしてヤーマス城。内海さんはこの島で仕事や子育てをしながら、定期的に世界へ飛び出し人に会い続けてもいる。他人のつくった常識や概念にとらわれず、自分らしい生き方を模索する内海さんのライフスタイルに迫った。

1万円以内で買ってよかったもの

早川:最近の記憶で、1万円以内で人生をアップデートしてくれたもの、買って良かったものを教えてください。

内海:アムステルダムへの格安航空券でもいいですか?
1万円は超えるかもしれないですけども、ちゃんと前もって取れば、格安航空券って本当に安いと思うので。

早川:1時間ぐらいですよね、ロンドンから。

内海:1時間10分くらいですね。
時差があるから、着くと2時間ぐらい経つのですけど。
1万円台で人に会いに行けるというのが、もうワクワクして、毎日「この人に会うまで、ここの町に行くまでどうやって自分をアップデートしよう」という気持ちになれます。

早川:すごくよくわかります。
音楽はよく聴きますか?
iPhoneの中でヘビーローテーションの曲を挙げるとしたら何でしょうか。

内海:最近はピアノの曲を聴くことが多いです。
クラシックは全然詳しくないのですが。
ダスティン・オハロランの『Piano Solos』よく聴いています。

早川:Appleミュージックにありますか?笑

内海:ありますよ。
実はぼく、クラブにも行ったことがないので、テクノとかは全然聴きません。

ロンドンで一番好きな場所

早川:ありがとうございます。
ロンドンで一番大好きな場所を1つ挙げるとしたら、どこですか。
場所でもお店でもスポットでも何でもいいです。

内海:やっぱり自分のアトリエは一番落ち着きますね。
欲を言えば日曜日という指定もしたいです。
日曜日のアトリエは本当に落ち着きます。
平日の日中だとハンマーを叩いている音や、換気扇の音がけっこうすごいのです。
日曜だけは本当に静まりかえっているので、アトリエでいろいろな考え事ができます。
あえて仕事はしませんが、日曜日のアトリエはすごく好きです。

早川:ロンドン以外で、いま一番クリエイティブな場所はどこだと思います?

内海:アムステルダムです。

早川:それはさきほど話に出た近藤ナオさんがいるからという意味ですか?
それともアムステルダム自体がクリエイティブなのでしょうか。

内海:両方です。

早川:ありがとうございます。
「稼ぎ続けられる人とそうでない人の違い」は何だと思いますか?

内海:やっぱりアダプタビリティーです。
常に変化を起こすためのチャレンジを続けられる人ではないですか。
ぼくは正直できていないかもしれません。
もっと変えていきたいなと思っています。

早川:いま、一番怖いものは何ですか。

内海:家族を含めて、健康を損なうことが怖いなと思います。
それがあるから何でもできるので。

すべてを失ったとしたら何をする?

早川:では、明日すべてが0になったら?
家族もいない。いまの仕事、築いてきたものも全部ない。
引き継がれているものは、今の年齢の体と、記憶だけだったら何します?

内海:道具はありますか?

早川:お店も道具も何もありません。
朝起きたらすべてがなくなっていたら、どうしていきますか。

内海:まず確実にカメラを手にすると思います。
それでいろいろな人やものの写真を撮ると思います。
今、写真を撮ることがすごく大きなリラックス方法なのです。
人生と言うと大げさですけど、目の前のことを客観的に見る一つの手段かなと思っています。
家族もいないのであれば、カメラを持って外に出ると思います。

早川:愛機は何ですか。

内海:いまもポーチの中に入っているのですけど、富士フイルムのX100です。
結構持ち運んでいます。

 

早川:普通のミラーレスですか? コンデジでしょうか。

内海:ミラーレスです。
ロンドンでは「Sandqvist」のバッグ だけで過ごしています。
ふだんは走ったり自転車で移動したりすることが多いのです。
今使っているバッグは腰にも巻けるし、たすき掛けもできます。

早川:メッセンジャーバッグですね。
何が入っているのですか。

 

内海:手帳と、手作りのストラップをつけたカメラ、携帯、充電器。
あとはフェリーのチケット、免許証、カード類、現金ですかね。
子どもと移動することも多いので、常備薬や絆創膏の入った救急セットも入っています。

早川:いろいろなものが入っていますね。

内海:この中に11インチのiPadも入ります。
最近はラップトップパソコンを使わないで仕事しようと思っていて、キーボードつきのiPad proを購入しました。
ラップトップだとテザリングでつながなくてはいけないですよね。
それが結構気持ちの障壁になりがちです。
iPadだったら携帯のSIMカードが使えますし、顔認証ですぐに開いて、ぱっぱっぱっとメールが返せます。
このiPadを入れたポーチを背負ってジョギングに行き、目的地のカフェで仕事をしたりしています。

早川:いいですね。

内海:自転車はイギリス製のブロンプトンを使っています。
ふつうの自転車はタクシーに積めなかったりしますが、ブロンプトンは折りたたみ式なので持ち運びにすごく便利です。
1万円という予算を超えますが、折りたたみ式の自転車は買ってよかったなと思いました。

早川:ちなみにそのかばん(Sandqvist)はイギリス製ですか。

内海:スウェーデンです。
隠しポケットがあるので、常にここに家の鍵を入れています。
あとは除菌用のウェットティッシュとか、使い捨てではないコーヒーカップを入れています。
バッグは腰にタイトに巻き付ければ、ジョギングしても揺れないので、いつでも一仕事できる感じです。
あとは日本で買った傘を入れています。
雨で足止めされるのが一番嫌なので、傘は常に持ち運んでいるのです。
旅行するときはシャンプー類も全部詰め込みます。

早川:見た目より大容量ですね。

内海:このバッグのすごいところは、一見コンパクトなリュックなのですけど、一部を緩めると中が広がるので、機内持ち込みのスーツケース並みの収容力があるのです。
ソフトスーツケースのような感じですね。
中央の蓋の部分から、下の物も比較的簡単に取り出せます。
空港のセキュリティチェックでよくダイヤモンドをつかむピンセットが検査に引っかかるのです。
中の荷物を全部引っ張り出したくないので、内側からジップ開けると取り出せる仕様はとても便利です。
素材もいいし、機能的ですね、
まさかiPadが入るとは思っていなかったのですが、先週発見しました。

早川:ぼくも欲しくなりました(笑)。

毎日欠かさずしていること

早川:ありがとうございます。
「これだけは絶対外せない」というルーティンは何かありますか?

内海:お酒はやめたのですけど、コーヒーだけはやめられません。
「あそこのカフェではないとダメ」というこだわりがあるわけではないのです。
オランダかどこかのコーヒーメーカーで、どこでも絶対に売っているブランドのコーヒーが気に入っています。
ずっと飲み続けるタイプではないのですが、朝食と昼食のあとに一杯ずつ飲まないと、何も始まりません。

早川:なるほど。なんだか幸せそうですね。
何かに迷ったときには誰かに相談するタイプですか?

内海:相談します。
すべてを抱え込むタイプではなく、会話をしながら自分の中で整理したいタイプなので、相手を見つけては話しています。
ですから、人に会うというのは大きなポイントです。

早川:最後にきかせてください。
「センス」って何だと思いますか?


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