正高佑志さん(内科医/Green Zone Japan 代表理事)対談「タブーなしの大麻のはなし」
今回のゲスト(Updater)は、正高佑志さん(内科医/Green Zone Japan 代表理事)。
日本では一緒くたにタブーとされる大麻。
口にすることすらはばかられるが、ひとくちに大麻といっても医療用と嗜好用がある。
そして医療用には、ガン、緑内障、てんかん、多発性硬化症、PDSD、睡眠障害など多くの疾患の治療や防止に効果があるというエビデンスがあり、「解禁」された国では、人命を救うために使われていることをご存じだろうか。
医療用と嗜好用。一方がOKの国もあれば、両方OKという国もあるが、いずれにせよ、いま世界では続々と解禁され、莫大な資金が生産地や関連ビジネスに流入。かつてカリフォルニアの金鉱へ一攫千金を狙う人たちが押し寄せた「ゴールドラッシュ」よろしく、「GREEN RUSH」とも呼ばれてている。
ぼく自身、米国で初めて大麻を完全合法化したコロラドの麻畑を取材したり、スーパーフードとして知られる「ヘンプシードナッツ」を愛用したりしていたので、最低限の知識は持っていた(つもり)だったが、専門的見地から語れる方がいればぜひインタビューしたいと思っていた。
そんなタイミングで足を運んだのが、佐久間裕美子さん(ジャーナリスト)のポッドキャスト番組『こんにちは未来』の公開収録。キクタスで同番組をお手伝いしているため、録音サポートでうかがった当日、ゲストでいらっしゃっていたのが今回のUpdaterである正高さんだった。
正高さんは2016年、カリフォルニアでカンナビノイド(大麻草の有効成分)専門医Jeffrey Hergenratherさんと出会い、カンナビノイド医療を専門とする事を決意。17年より一般社団法人Green Zone Japanを立ち上げ、代表理事に就任。医療大麻に関するエビデンスに基づいた啓発活動を展開している。
今回のインタビューでは、そんな彼に大麻は何が悪いのか?良いのか?、医療大麻の可能性、大麻を取り巻く世界のこれからなどについて、「タブーなし」でうかがった。
【プロフィール】まさたか・ゆうじ/1985年京都府生まれ。医師。熊本大学医学部医学科卒。在学中よりアジア諸国を中心に周遊し公衆衛生、伝統医療への見聞を深める。2016年カリフォルニア州にてカンナビノイド専門医、Jeffrey Hergenrather氏と出会い、カンナビノイド医療を専門とする事を決意。現在、熊本大学神経内科学教室所属。
Green Zone Japan
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