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浦田哲郎さん(医師/医療法人ホスピィー理事長)第4回「チームで創るおもてなしの医療」

金沢にある「スコール」は、すばらしいハードを持っている。森をイメージした内観、JR西日本不動産開発の協力の下で採掘された天然温泉。それに加えて、アロマトリートメントのサービスやおいしい食事で精神的なリラックスが得られる。ホスピタリティの面でも、一流ホテルのおもてなしを意識。130人あまりのスタッフが、会員が気持ちの良い時間を過ごせるように気を配っている。「人材育成に力を入れたい」という浦田さんが、採用のときに見ているポイントや、理想とする組織のあり方についてうかがった。

「患者ファースト」の医療のためにしていること

早川:スコールは外観や香りにもこだわっていて、スタッフの方はおしゃれな制服を着てこまやかな心遣いをしてくれます。
いい意味で病院っぽくないですね。
とにかく接客レベルが高くて驚きました。

浦田:ありがとうございます。

早川:「ホスピィー」という名前は、「ホスピタリティ」からきているんですか?

浦田:そうです。
「ホスピタル」と「ホスピタリティ」をくっつけたんですよ。
親から40床の小さな病院を引き継いで、医療法人をつくるのに5年くらいかかりました。
親から負の財産もたくさん受け継いだのです。
経営状況が多少はよくならないと医療法人は設立できません。
親の時代は。医療法人がやっとつくれるというレベルでした。
そこで「病院でおもてなしの医療をしよう」と考えて、医療法人ホスピィーという名前にしたんです。
これが今も変わらない医療法人のコンセプトです。
手をつなぐチーム医療と、ほほえみの医療。
これはもう20年以上前につくったキャッチコピーなんですよ。

早川:浦田先生は、センスというかクリエイティブな部分がピカイチだなと感じています。
それは目に見える部分もそうですし、院内を良い香りにするということもその一環だと思います。
前回初めて来たときに、スタッフの方に「ここはブランディングにプロを入れているんですか」と聞いたんです。
その方いわく、「ほとんど理事長が考えています」ということでした。

浦田:そういうものがないとスタッフのモチベーションにつながりません。
人を育てることが一番大事なので。
基本はとにかく、笑顔であいさつです。
だいたいの医療機関というのはそういうところが苦手で、むしろ、上から目線だったりします。

私は金沢医科大学という私立にいたからこそ、おもてなしの精神が学べたと思っています。
金沢医大は「良医を育てる」というのが大学のキャッチコピーだったんですよ。
良医ってなんだろうと、私も学生時代に考えました。
愛想がよくて、傾聴ができて、自分の知識の中でわからないことはわかないと素直に言う。間違ったときも「間違えました、すみません」と謝る。
信頼関係が生まれてこそ、患者さんになってもらえるというのが大前提です。
これを医学部で学びました。

早川:なるほど。
現在金沢スコールで働いているのは、100人くらいですか?

浦田:ここで働いているスタッフは、130名くらいはいると思います。
事務系スタッフや医療従事者、トレーナー、キッチンスタッフまで入れるとそれくらいです。

早川:本当にここ来ると、みなさんすごく気持ちのいい対応をしてくれます。
何か秘密、秘訣があるのでしょうか?


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