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浦田哲郎さん(医師/医療法人ホスピィー理事長)第2回「オーダメイドの予防と治療プランを」

浦田哲郎さんが育ったのは、1950(昭和25)年から地域住民の健康を守ってきた浦田病院。父の浦田正唯(まさただ)院長は、24時間365日、呼ばれたらいつでも往診し、お産から外科手術に内科診療まであらゆる問題に対応してきた。お金のない人からは金銭の代わりに米や野菜のほか、庭石や植木を受け取ったという。そんな父の姿勢に、彼も大きな影響を受けたようだ。日本一のスキープレイヤーを目指した高校時代から、無医村の開業医になるまでの経緯をうかがった。

選ばれる介護老人保健施設とは?

早川:読者の中にも、こちらに来たいと思う方は多いかもしれません。
スコールでは何ができるのでしょう?

浦田:今の自分自身の状態がわかります。
普段の食事や生活習慣を知ることで、問診だけでもある程度「リスクが高いな」ということは想像できるわけです。
その結果に応じた、オーダーメイドの治療や予防に役立つプランを提案できます。
若いうちから自分の弱点や、改善したほうがいい生活習慣は知っていたほうがいいですよね。

早川:その通りだと思います。
ぼくは人間ドックと栄養解析、フードアレルギー検査を受けました。
他にも、遺伝子検査をネットで頼んだことがありますが、検査結果に少し解説が添えられているだけでした。
「スコール」は、単純なアドバイスだけではなくて、家庭環境などその人固有の事情を考慮した上で、「それならこうしましょう」と提案していただけます。
それが本当にありがたいなと感じました。

浦田:患者さんにこちらの都合を押し付けたくないんですよ。
食事や生活習慣はそう簡単には変えられません。
検査結果や理屈を理解していただいた上で、体に良い取り組みをどう続けていくかが大切です。
ここも超富裕層の方だけをターゲットにしている施設ではないので、患者さんの背景も理解しながらすすめています。

早川:そういう意味では、オーダーメイドのサービスが受けられるということですよね。
都内であれば、同じように検査した後、サプリをどっさり渡されて「毎月7万円です」というところもあります。

浦田:その7万が、「本当にその人にとっていいのだろうか」ということを私は考えるのです。
中には「こんなの飲みたくないよ」という方もおられます。
きちんと説明して納得が得られた上で、「1個だけでも試してみよう」と言われるのであれば、いいと思います。
サプリメントを飲むことが健康を維持するために絶対に必要かと言えば、そうとも限りません。
当院では、本当に栄養をとらないと治療効果が見込めないという方から、「お金がないんです」と相談されたら、「差し上げます」と言っています。

早川:日本でここだけではないでしょうか?
ぼくが言うのもおこがましいのですが、そういう浦田先生だからこそ、ファンになっちゃいますよね。


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