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髙田明さん(ジャパネットたかた創業者)第4回「通販もサッカーも経営の本質は同じ」

2005年に誕生したサッカーチーム「V・ファーレン長崎」。ジャパネットたかたは09年から同チームのスポンサーとなっていたが、クラブが3億円以上の赤字を抱えるなか、再建を目指して、17年に100%株式を取得。J3降格も噂される中、「奇跡」の快進撃でクラブ初のJ1昇格を果たした。髙田さんはなぜ、通販業界と全く異なるフィールドにもかかわらず、成功に導くことができたのだろうか(2019年6月ジャパネットたかた本社にて対談。写真/山﨑 慎太郎)。

夢は持つけど目標は持たない

早川:ご著書の中で、ジャパネット時代のクレドの話もしていました。
今の髙田さんご自身のクレドはなんでしょうか?

髙田:夢を持ち続け、日々精進。今を生きること。

早川:今の夢はなんですか?

髙田:特別な夢はありません。
しっかり元気に今を生きて、その喜びを感じながら、たくさんの人に出会っていく。
ジャパネットたかたが描いている夢に向かって、一歩一歩前進してくれればいいなと思うくらいです。

早川:夢は持つけど目標は持たないというのはおもしろいですね。

髙田:「こうなりたい」ということがあまりないんです。
「こんないい思いしたい」「こんな車を持ちたい」「お嫁さんが10人ほしい」なんて、まったく思ったことがありません(笑)。
ちょっと変わっているんでしょうね。

早川:禅問答みたいになるかもしれませんが、何か強烈な欲があったりしないのですか?
世間的な欲とは違うかもしれませんが。

髙田:欲はないでしょうね。

早川:とにかく今を300%で生きたいという感じですか?

髙田:それがちょっと嫌になるときもあるんです。
「100%じゃなくて300%の成長しながら生きよう」と思って、ついつい周囲にも語ってしまいます。
でも中には「もう語らなくていいよ」っていう人もいるじゃないですか。
そういう人にとったら迷惑な話ですよね(苦笑)

早川:5年前にジャパネットたかたでバリバリ活躍していたときの髙田さんと、今の髙田さんは何か変化したのでしょうか?
外から見たら300%で生きている印象は変わっていませんが。

髙田:弟にはよく「兄貴、そんなことをしたら死んでしまうぞ」と言われます。
妻もスケジュールを見て「これはさすがに大変」と思ったらしくて、6日間の出張についてきました。
最近はあまり同行することはなかったんですけど。

早川:心配でついてこられたんですか?

髙田:東京や富山、金沢出張など秘書がハードなスケジュールを組むもんですからね。
それでスケジュールを見てみたら「わあ、どこも空いてない」と言うんです。
自分の使命みたいに感じているので、疲れることはないんですけど。

早川:疲れないですか?

髙田:あまり疲れません。
それでも60歳ごろと比べたら風邪を引いたりすることは増えました。

早川:動き続けているからこそ、意外と調子がいいのかもしれませんね。

髙田:そうです。動かなかったら体調が悪くなります。
筋力が衰えて、5ミリの高さにつまずくという話はよく聞きますね。

あらゆるメディアに共通して大切なこと

早川:読む媒体。見る媒体。音声の媒体。
それぞれで伝える上で、本当に大切なことを一つずつ挙げるとしたらなんですか?
よくばりな質問なんですけど。


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