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髙田明さん(ジャパネットたかた創業者)第2回「『まことの花』を咲かせよう」

70歳を超えた今もなお精力的に活動する髙田明さん。彼が大事にしているのは、寿命が尽きるまで「まことの花」を咲かせるということ。世阿弥の『風姿花伝』に書かれた言葉である。若い時は太陽が輝くように美しくもてはやされるが、それはその時だけの「時分の花」で、「まことの花」は自分自身の工夫と精進によって咲かせられるもの。髙田さんが大切にしているその言葉の意味をうかがうと、「明日死んでも後悔のない生き方」が見えてくる(2019年6月ジャパネットたかた本社にて対談。写真/山﨑 慎太郎)。

人生のターニングポイントは?

早川:会員の方から「人生のターニングポイントを教えてください」という質問をいただいています。

髙田: 両親から生まれたことが一番かもしれません。
その後妻と出会って、子どもたちが生まれました。
ジャパネットたかたのみんなにも出会いました。
日本中の消費者の方とも知り合いました。
そういうことも含めると、ターニングポイントは一つではありません。

早川:ご両親にしろ、奥様にしろ、共通するのは「出会い」だと思います。
人と出会う中で「これだけはすごく気をつけている」とか、逆に「これだけは絶対にしてこなかった」ということはありますか?

髙田:出会いというのをもう少しかみ砕いて話します。
もしかしたら1万年後にぼくやあなたの骨が見つかって、「人類の骨が見つかった」とニュースになっているかもしれません。
1万年なんて遠い未来のように感じますが、本当はあっという間に来るんですよ。
自分が70歳でも、死の瞬間というのはあっという間に訪れます。
今20歳で「若い」と思っても、目をつぶった瞬間80、90歳の人になっているほど速いんです。
その中で「人との出会い」はずっと残っていくし、ものすごく大事なものだと思っています。
だから人間は生きているんですよ。

仲間がどんどん増えていって、夢を語り合う人生っていいじゃないですか。
ぼくらは地球上に針でポンと刺したような存在です。
地球の何億年という歴史でみたら、たいしたことがありません。
その中に存在していることがすごいので、自分も相手も大切にしたいと思いますよね。

早川:先行きの心配や後悔はあまり意味がないのでしょうか?

髙田:その通りです。
もし給料が10万円下がってもクヨクヨしなくていいのですよ。
それはそれとして、次のステップにいけばいいのです。
何日か前にぼくがメンターとして尊敬している方と東京でお会いして、非常にいい対談ができました。
サッカーチームの社長というのは、負けたときにいろいろなことを言われます。
それは一つの過程ですから、変わればいいんですよ。

今の自分は過去を積み上げた結果です。
「未来の自分はこれからつくっていく結果である」と考えれば、人間はいつでもシフトできます。
「自分はつまらない人間だ」と思っていたら、それは今までの結果です。
明日からがんばればいいんですよ。
後悔する必要はないし、切り替えていけばいいんです。

早川:いつでもリセットできるっていうことですね。
ちなみに対談相のお相手は新(あたらし)先生ですか?

髙田:はい。新 将命(あたらしまさみ)さんです。
ぼくのメンターですばらしい方です。
東京で新先生とぼくの講演会をしたら、沖縄や鳥取、北海道、青森など全国から参加者が来てくれました。
それだけ勉強をしようという意欲のある方なので、「すごいな」と思って全員に手紙を書いたんです。

早川:すごいですね。

髙田:彼らは一生懸命今を生きているので、「少しでも力になれるなら」と思ったのです。

早川:私事で恐縮なのですが、ぼくは10年くらい前にインターネットラジオを世の中に配信することを始めました。
「あなたに会うためなら世界のどこにでも行きます」という熱意を相手に伝えて、インタビューすることを続けてきました。
こういう時代だからこそ出会いに情熱をかけることは大切だと思っています。

髙田:すごいですね。これから大化けしますよ。

早川:ありがとうございます。
大化けすると言われて10年経つのですが、そろそろですかね?(笑)

髙田:いやもう、パッと来ますから。
BuzzFeed や NewsPicks もスマートフォン一つで配信できます。
3年くらい前に取材を受けましたが、スマホだけで配信システムが成り立っています。
早川さんも世界中で動いて、トランプさんにインタビューしてください。
それだけでもう世界のメディアになりますから。

家族円満のために心がけていること

早川: 先ほどご両親や奥様の話も出てきましたが、家族円満のために心掛けていることは何ですか?
ぼくは今起業して10年ですが、妻がどん底のときから見守ってくれたことに感謝しかないです。
ただ、仕事は一緒にしていません。

髙田さんは奥様と長い間お仕事をされていましたよね。
ぼくはこれまで1000人から2000人の経営者や各界のトップランナーにインタビューしましたが、夫婦でかなり深いところまで仕事を一緒にしていて仲が良い方というのをほとんど見たことがありません(苦笑)
髙田さんが家庭円満について、気をつけていたことがあれば教えていただけますか?


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