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鎌田恭幸さん(鎌倉投信株式会社代表取締役社長)第3回「いい会社」を見極める3つのキーワード

鎌倉投信は、投資のリターンを、「資産形成」「社会形成」「こころの形成」と定義している。ただ利益を得るだけではなく、「自分のお金の使い方で、社会をより良くする」という経験を通して、自分自身を成長させる機会が得られるのだ。「小さくても真心と良識のあるお金が、社会をより良くする」と信じて活動する鎌田さん。彼が投資先にふさわしいと考える企業とは? その企業をいかに見きわめるか? うかがった。

「いい会社」を見つけるためのフィールドワーク

早川:実際問題、「いい会社」かどうか、どのように調査し、判断していますか。
「投資してください」とコンタクトしてくる企業を調べるのでしょうか。
もしくは、鎌倉投信の基準に合う会社を探しているのですか?

鎌田:どちらかというと後者のほうです。
鎌倉投信の基準にそってフィールドワークし、いい会社を見つけてきます。
もう少し具体的に言うと、われわれは「人」「共生」「匠」という3つキーワードで投資先企業を探します。
「人の強みを生かす会社」「循環型社会をつくる会社」「独自の技術、サービスを持っている会社」という視点から、30個くらいの評価項目をつくっています。
例えば、「人材の多様性」という項目では、障がい者やニート、フリーター、高齢者などの雇用が評価されます。

すべてを網羅する必要はなく、何かの分野で特徴のある会社、個性のある会社を見つけてくるという感じです。
情報をうのみにするのではなく、現地に行って、社長や社員さんに会ったり、地域の方のお話を聞いたりして、「実際はどうなのか」ということを確認します。
最終的には財務内容や株価の水準も見ますが、まずは会社の良さを現地に行って調べることが基本です。

早川:やはり、リアルが大事ですよね。

鎌田:はい。
情報だけではなく、実際に働いている人の様子を見ないとなかなかわかりません。

早川:最終的に現場を見るとしても、入り口として、口コミやインターネットから情報を得ることも多いのでしょうか?

鎌田:いくつかの評価項目にそって、インターネットも含めて情報収集しています。
書籍やホームページなどから情報を集めて整理し、現地に行くという流れですが、口コミも多いです。
投資している会社の経営者や、大学の先生方から紹介されることもありますね。
ある程度、鎌倉投信の考え方を理解している方から「ここに行ったら、おもしろいんじゃないですか?」とか、「ここは特徴があって、鎌倉投信と相性がいいような感じがします」と教えてもらうことは比較的多いほうだと思います。
鎌倉投信の価値観を共有する中で、それなりの知見を持っている方たちが情報を提供してくれるのは、弊社の良さかもしれません。

早川:反対に、鎌倉投信で、「こういう会社には絶対に投資しない」という基準はありますか?


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