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宇野亞喜良さん(イラストレーター)第4回「仕事は常に『リアクション』」

絵本の創作から、文芸書の挿絵、舞台美術まで、多方面で活躍する宇野亜喜良さん。彼に、クリエイティブな仕事に関わるために必要なことを聞くと、「普通の感覚を持つこと」という答えが返ってきた。どこかアウトサイダーな部分を持ち続けてきた宇野さんが、「普通の感覚」を重視する理由とは何だろうか? 彼の仕事に対する姿勢には、クリエイターとして活躍するためのヒントが詰まっていた(2018年8月対談)。

前衛的な作品に、お金はついてくるか?

早川:会員の方からこんな質問をいただいています。
その方はちょうど30代なんですけど。
「30代のご自身と、今の自分で変わったもの、変わらないものは何でしょうか?」

宇野:30代のころはマックスファクターの広告をつくっていたので、「時代的であろう」していたと思いますよ。
時代というものをデータでとらえるのではなく、感覚としてわかっている人間になりたかったんです。
今はそういう気持ちがありません。
もっと変則的な存在でもいいし、1点ずつ描いたものをおもしろがってもらえる存在でありたいと思っています。

早川:より、アーティスティックになってきているところはあるんですかね?

宇野:「芸術」のカテゴリーにどこまで入るのかは難しいところですけど。
イラストレーターは、人に作品を見られて、どう理解されるかを考えなければいけません。
ノーマル過ぎるより、変則的な感覚を持っているほうがおもしろいんじゃないかと思います。

早川:先ほど、創作と制約と経済っていうキーワードを出させていただきました。
これは起業している人間からすると、切っても切れない問題です。
自分の好きなものばかりつくると、経済が成り立たないという側面もあると個人的には思っています。
みんなその狭間で苦しんでいるのではないでしょうか。
直接の創作活動以外にも、当然お金や人間関係は大切です。
お金に対する向き合い方、付き合い方はどのように意識していますか?


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