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ウィル・ボウエンさん(作家・牧師)第3回「アイデアがムーブメントに変わるとき」

もしわたしたちが世の中に広めたい何らかのアイデアを思いついたとき、どのようにすればそれをムーブメントにまで発展させることができるのだろうか。世界規模でこれを体験したウィルさんにうかがった。

子どもの不平不満を減らすには?

ウィル:このメソッドは、見つけようと思ってできたものではなくて、このメソッドが私を探し当てたと言う感じなんです。
私が、教会の牧師として、毎週日曜に3回に分けて200人の信者さんに礼拝を行いました。信者さんのために500個のブレスレットをオーダーして、礼拝で20分くらいの短い時間で、「不平不満を21日言わないようにしましょう」と話をしたんです。
次の週の礼拝ではまた違う話をしようと思っていたんですね。
そうしたら、皆が私に「今何日目ですか?」って声を揃えて聞くんですね。
このことで、人というのは、不平不満のとりこになっているなと感じたんです。
だから逆にこのメソッドがどんどん広まったんですね。
最初に500個ブレスレットを購入したのも、最低注文数が500だったからです。
もし余ったら、子どものショップやリサイクルショップにあげるつもりでした。
そうしたら、反響がすごくて、今でも世界各国から、ブレスレットを欲しいという声が届くんです。

早川:『A Complaint Free World』に書き加えたいことや新たな本を執筆する予定はありますか。

ウィル:実はその予定で、子どもの本を書きたいと思っているんです。
というのも、多くの親が自分の不平不満を子どものせいにしているんですね。
「自分の子どもの態度が悪いから。子どもがもっと言うことを聞けば」と、子どものせいで不平不満が多くなると言うんですね。
でも私からすると、「じゃあ子どもたちはどこで不平不満を言うことを覚えたんでしょう?」と思うんですね。

この前驚いたのが、アメリカで大企業向けの講演会を1000人ぐらいに行っていた時の事です。
家族や子どもも参加可能なイベントだったんですが、講演会の最後のサイン会で、ある女性が9歳ぐらいの娘さんと一緒に私のところに来たんです。
「うちの娘の不平不満を言うのも直してもらえたらどれだけいいか!」と私に言うんです。だからその女性に聞いたんです。
「娘さんは、いったいどこで不平不満をいうことを覚えたと思いますか? 誰が教えたと思いますか? それは、親ですよね?」
この時に、子ども用の本を書こうと思ったんです。
そして、子ども用サイズのブレスレットを作りました。
多くの親たちが、「うちの子どもは絶対にできないと思います」とよく言いますが、子どもの方が大人よりも簡単に実行できるんです。
大人には恥ありますが、子どもにはそれがないですから。
子どもの場合は、素直に「お母さん、今私不満言っちゃったぁ~」ってすぐブレスレットを変えます。
大人の場合は、「今のは不平不満じゃないから。本当のことを言っただけだから、変える必要はない」などとエゴが入ってきますよね。

情熱を持っている者だけが、人を改心させることができる

早川:もしわたしたちが世の中に広めたい何らかのアイデアを持っているとしたら、どうすればあなたのように世界的なムーブメントにまで発展させることができるのでしょうか。


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