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コシノジュンコさん(デザイナー)第1回「私が最もインスパイアされる『人』と『場所』」

今回のUpdaterは デザイナーのコシノジュンコさん。文化服装学院デザイン科在学中、新人デザイナーの登龍門といわれる装苑賞を最年少の19歳で受賞。1978年のパリコレクションを皮切りに北京、NY、ベトナム、ポーランドなど世界各地にてショ-を開催。2006年にイタリア連帯の星カヴァリエーレ章受勲、09年にモンブラン国際文化賞を受賞するなど、世界から高い評価を得ている。今回はそんなコシノさんが最もインスパイアされる「人」「場所」についてうかがった。

今日のファッションチェック

早川:コシノさんのご著書『お母ちゃんからもろた 日本一の言葉』の中に「ファッションは目立ってなんぼ」という言葉がありましたが、今日も目立っておられますね。

コシノ:この上着、リバーシブルなんです。
行き先によって「ちょっと地味かな」と思ったらパーンッてひっくり返すんですよ。

早川:さきほど裏側も見せていただいたんですけど、僕からすると十分派手でした(笑)。

コシノ:黄色を着るチャンスなかなかなくってね。
夜はみんな黒が多いでしょう。
そういうとき、ひっくり返すんですよ。
やっぱり黒が安心なんですけど、行き先でみんなが黒いのを着ているときがありますよね。
そういうとき、すごくいいんです。
ストールみたいな感覚で、上に羽織るだけですし。

早川:いいですね。
実は今日、コシノジュンコさんに真っ先にお願いしたいことがあって。
ずばり、僕の今日のファッションチェック何点でしょうか。

コシノ:え? あなたのファッションチェック?

早川:僕のファッションチェック。何点でしょうか。
率直にお願いします。

コシノ:オリーブグリーンの色がいいね。好きですよ、私。

早川:本当ですか。

コシノ:うん。基本的に自衛隊の迷彩が大好きなの。
うちの息子もこの色が大好きだから、色出しではたいていオリーブグリーンを入れるわね。
グレーや黒をプラスして迷彩色にすると、世界中みんなが好きじゃないですか。

早川:やっぱり落ち着きますよね。

コシノ:うん、男はね。

早川:いや、でも良かったです。
実はこれでも、かなりチャレンジしたほうなんですけど。

コシノ:白パンツに合わせるっていうのは割に大胆ね。
だって寒いじゃないですか、まだ。
冬に白を履くというのは度胸が要りますよ。
大抵黒になっちゃうから。

早川:今僕が37歳で、恐らくジュンコさんのご子息と同い年だと思うんですけど。

コシノ:80年生まれ? 一緒ね。

早川:これでも相当がんばったのですが。
ビビッドな色にはなかなか手が出せなくて。

コシノ:いや、白いパンツって目立つから、穿くのに勇気が要りますよ。
黒色は影で、無いようなものだけど、白は光なんです。光は強いでしょう。

早川:そうか。実は強いんですね?

コシノ:強い色ですよ。
夏にみんなが白を着るのは、夏の太陽の強いところに波長が合っていくから。
冬は太陽が少ないし、雪が降っていたら同化しちゃうかもしれないけど。
でも冬の白はすてきですよ。

早川:ここから少しセンスを磨くにはどうしたらいいですか?


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