【「つながり」の本質】加藤愛梨さん(一般社団法人 We are Buddies 代表理事)
血縁関係がない子どもと大人がペアになり、遊んだり話したりしながら細く長い関係性を築くオランダ発のプログラム「We are Buddies」。
「渋谷のど真ん中で赤の他人だった90人とともに暮らし働くコミュニティ『Cift』で6才の少年と生活し、強い信頼関係を築いたことがきっかけだった」と発起人の加藤さんは話す。
「子育てに保護者以外の大人が関わる意義とは」
「どんな子どもや大人が参加しているのか」
「利用料がかからない理由」
「We are Buddies」のプログラムについてお話をうかがうなかで、彼女から出てきたのは「理由なくいられる場所」の重要性だった。
そもそもなぜ加藤さんが「大企業を辞めてこの道を選んだのか」「Ciftで他者と暮らし始めたのか」「現在オランダと日本の二拠点生活をしているのか?」……その背景にもこのキーワードがあった。
「理由なくいられる場所」
自分ブランディングやヒエラルキーなどが渦巻くSNSでは決して得られない「つながり」の本質は、ひょっとしたらここにあるのではないだろうか。
SNSの誕生来、ずっと感じていた「つながり」という言葉への違和感が安心感に変わる、そんなインタビューとなった。
UPDATERプロフィール
かとう・あいり/1989年東京都生まれ。一般社団法人 We are Buddies 代表理事。個人事業主としても、コミュニティファシリテータという肩書で活動中。個別化が行き過ぎたこの時代に、個人・家族・コミュニティなどあらゆるユニットが、閉じるより開き、セーフティーネットとしてのつながりをもてる社会をつくるべく、人と人とをつなぎ、つながりをより強いものにするためのサポートをしている。We are Buddiesでは特に、世代を越えた強いつながりづくりにチャレンジ中。
対談全編目次
・「We are Buddies」とは
・「保護者以外の大人」が子どもに関わる意味
・利用料がかからない理由
・オンラインとオフライン活動の可能性
・拡張家族『Cift』とは
・オランダでの経験がもたらしたもの
・大企業に就職した理由・辞めた理由
・「意識高い系」の人しかバディにはなれない?
・暮らしのリズムを整えるプラットフォーム「Nesto」とは
・自分らしく生きている人=他人と○○できている人
・物理的・精神的に「多拠点を持つ」ことの重要性
対談
無料版(約15分)
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