ウィリアム・ショー博士(グレートプレインズ研究所所長) 第3回「自分の体内で起こっていることを知る」
グレートプレインズ研究所は、世界中の多くの医師が信頼を寄せる研究機関である。
同研究所のバイオロジカル検査を通して、適切な治療方法がわからない患者や、完治が難しいとされている病気の見えない根本原因を科学的に解明し、治療に役立てることができるからだ。
健康な人であっても、自分の体内で起こっていることを知ることにより、食生活やライフスタイルをアップデートすることができるだろう。
有機酸検査の流れ
早川:有機酸検査を受けたいと思ったときに、具体的にどういう流れでチェックをするのでしょうか?
ショー博士:とても簡単です。
尿検査なので、検査キッドのカップに尿検体を入れ、FEDEXなどでアメリカに発送します。
言語に関しても、日本語でのご案内も行っています。
有機酸検査で主に利用しているのは、マススペクトロメトリー、質量分析という機械になります。
分子の本細かいところまで分析できる最新の技術を使っています。
早川:ぼくも実際に利用して、非常にシンプルで使いやすいと感じました。
日本にいる人たちは直接この研究所に申し込んで、テストを受けられるのでしょうか?
ショー博士:はい、直接ご注文いただくこともできます。
ただ、多くの方は医師を通じて検査に出されるようです。
何か異時が見つかった場合に、どのように治療していくべきかというコンサルテーションが必要ですから。
早川:ぼくも日本の医療機関を通じて受けさせていただきました。
今まさにその話をしようと思っていたのです。
結果そのものより、「その情報をどのように自分の生活に活かすか」ということが大切だと思います。
その辺についてもう少し博士のご意見を聞かせてください。