坂之上洋子さん(経営ストラテジスト/作家)第4回「人生で最も『投資』してきたもの」
坂之上洋子さんは、著書やブログで多くの心に響く言葉を発信している。例えば、『プレゼント 世界で1番大切な自分の見つけかた』には、「もしも、あと1年しか生きられないってわかったら誰とごはん食べるのか毎日一生懸命選ぶよね」と書かれている。毎日だれと、どこで過ごすのか、悔いのないよう慎重に選択している坂之上さん。そんな彼女が、人生で最も「投資」してきたものとは? 海外旅行時に「必ず買う」ものやお気に入りのアプリについてもうかがった(2019年2月対談)。
見えないところを磨き上げる
早川:ここ半年間で、1万円以下で買ってよかったものはありますか?
自分をアップデートしてくれたり、心地良くしてくれたり。
どんなものでもサービスでも構いません。
坂之上:うーん。(しばし沈黙の後)、
かなり安くなるけど(笑)リステリンかなあ。
早川:リステリンですか!
坂之上:海外によく行くじゃないですか。
わたしは着いたらまず必ずリステリンを買います!
早川:それはなぜですか?
坂之上:口内の健康をすごく考えているんです。
リステリンで口をゆすぐと風邪にもならないですし。
定期的に歯医者でクリーニングしています。
アフリカ行った時もスーパーで一生懸命探して買いますし。
早川:歯周病は体の病気ともつながっているといいますから、大事なことですね。
坂之上:リステリンは世界中どこにでもあるので、旅行先のマーケットで探しています。
あと、冬はペディキュアを塗っています。
足の爪とか下着とか、見えないところをケアしているんです。
手の指先はまったく付けないんですけど。
早川:口内環境は健康とダイレクトにつながるのでわかりますが、見えないところをケアする理由は何ですか?