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清水建宇さん(豆腐屋/バルセロナ)第2回「海外起業で最も大切なこと」

体はひとつでも、その人の人生に制限はない──。元ニュースステーションのコメンテーター清水建宇さんは伊能忠敬の生き方にあこがれたひとり。 忠敬は事業家として成功した後、50歳で学問の世界に飛び込み日本地図をつくった。 清水さんも60歳になって日本を離れてスペインで起業した。

豆腐店「東風カタラン」の顧客の6割はスペイン人!「当初は撤退もよぎった」という清水さんがいかにして人気店をつくっていったのか。海外起業で最も大切なこととは?(2013年10月バルセロナで対談)。

 

採算のとれない不安の中、撤退も頭をよぎる

早川  スペインへ2009年に来られてから、丸4年経つのですよね。これまでとくに苦労されたことは何ですか?

清水  最初の半年くらいは、まだ店の存在が知れ渡ってないですから、お客が少ないですよね。でも、結構人を雇っていたから、採算がとれないのです。「これは続けられないんじゃないか」と思って先行き不安でしたよ。でも翌年から毎月の収支がわずかでも黒字になり始めて、苦労らしい苦労はなくなりました。何より、毎月本当にわずかずつだけどお客が増えていくので「今日より明日がいい」と思えるようになりました。これだけで精神的にすごく楽になりましたね。

早川  大変だったときは結構不安はあったのですか?

清水  「どうしたらいいんだろう。このままだと撤退して日本に帰るかもしれないな」ということは、チラッと頭をよぎりました。

早川  半年経ってから売り上げが変わってきたのですよね。それは何か特別なことをされたのですか?


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